【勇】 在銘 最も安い 相州住伊勢大掾綱廣 新刀上作良業物 時代万治頃1660年(約363年前) 刀 日本刀 脇差

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【勇】 在銘 相州住伊勢大掾綱廣 新刀上作良業物 時代万治頃1660年(約363年前) 刀 日本刀
商品説明当店から一言:この度在銘相州住伊勢大掾綱廣をご紹介いたします。綱廣は長曽祢興里虎徹の師匠であったと言われていたことは有名で作風も大変似ています。この時の綱廣は新刀で一番上手だったと言われておりその力強さは今でも見てわかります。在銘で伊勢大掾を受領した後なのはたしかであり銘にこのことが書かれていることは大変貴重です。この現存数の大変少ない貴重な綱廣をぜひお手元に置いてみてはいかがでしょうか。

綱廣について
「綱広」の初代は、古刀期にあたる室町時代後期に、相模国(さがみのくに:現在の神奈川県)で活躍した「末相州」(すえそうしゅう)を代表する名工でした。相州物の刀工一派の多くは新刀期を迎えることなく途絶えてしまいましたが、綱広は、15代、明治時代に至るまで作刀を続けていたのです。
本刀を制作した5代・綱広は同家随一の良工であり、その腕前は新刀一上手であると評されるほど。1660年(万治3年)には「伊勢大掾」(いせのだいじょう)、1678年(延宝6年)頃に「伊勢守」(いせのかみ)を受領しているのです。
5代・綱広の作風は、鎬地(しのぎじ)が低く、やや先反り気味でしっかりとした姿で、その刃文は、湾れ乱(のたれみだれ)や沸出来の互の目乱(ぐのめみだれ)を焼きますが、焼きの谷に必ず荒沸(あらにえ)が見られます。「江戸新刀」の名工であった「長曽祢虎徹」(ながそねこてつ)に似た作風でもあったことから、綱広が虎徹の師であったとする説もあるのです。
また、その地肌は、小板目(こいため)鍛えで落ち着いた地鉄になっており、好ましい作刀であると言えます。


銘:表【相州住伊勢大掾綱廣】 裏【-】
付属品:登録書
種別:脇差 登録番号:76317 平成19年9月11日
サイズ:長さ 51.3 cm
反り:0.8cm 目くぎ穴 2個
元幅:3.1cm 程 元重:0.65cm 程
先幅:2.2cm 程 先重:0.45cm 程
刀身重量:510g 程(ハバキ・柄を除く)
ハバキ重量:20g程
鞘全長:76cm程


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