★田辺三重松 油彩「観音埼燈台」★

商品詳細

■作家・作品詳細


田辺三重松（たなべ みえまつ) 出生名、阿部三重松（あべ みえまつ）。
1897年9月1日～1971年12月9日
洋画家。
行動美術協会創立会員、
全道美術協会創立参加。
安井曾太郎、児島善三郎に師事。

略歴
1897年 9月1日、北海道函館区大黒町（現・函館市弁天町）生まれ、
1916年 北海道庁立函館商業学校を卒業、独学で洋画を学ぶ。
1920年 函館区立幸尋常小学校の代用職員となる。
1926年 北海道美術協会会員、
1928年 第15回二科展で初入選。
1934年 新美術協会会員、
1943年 二科会会員。
1945年 行動美術協会の創立に参加、
行動美術協会の創立には向井潤吉、柏原覚太郎、
田中忠雄、伊谷賢蔵などの名を連ねる。
1946年 北海道庁立函館高等女学校を退職、画業に専念する。
1957年 函館市より東京都練馬区に転居。
1963年 国際具象派展に出品のためアメリカを経て渡欧。
1967年 病気で右眼失明する。
1971年 12月9日、逝去。享年74。


美術年鑑2015年物故欄掲載 評価70万円／号



★作品タイトル「観音埼燈台」

★★日本洋画商協同組合鑑定登録委員会による鑑定書有り★★


田辺三重松といえば故郷である北海道の風景を中心にした
風景をモチーフにした絵画作品で著名。
日本画のように輪郭線を多用して、無駄をそぎ落とし簡略化された
対象物が特徴的。

本作品は道外の神奈川県の作品。
1950年代後半から60年代の晩年期作品と推察致します。
浦賀水道を行き交う船舶や穏やかな海が眺望できる高台より
ダイナミックな構成で描かれています。
遠望には薄らと見える対岸の房総半島富津岬が描かれた
見事な作品です。


観音崎（かんのんざき）
神奈川県横須賀市にある岬。
三浦半島東端に位置し、東京湾（浦賀水道）に面する。
付近は「県立観音崎公園」として整備され、観音埼灯台が立地するほか
旧日本陸軍が明治10年代から20年代にかけて建設した砲台と弾薬庫跡
が多く残る。
園内にはこのほか1953年創立の観音崎自然博物館があり、
横須賀美術館が2007年4月に開館。
園内には墓と見られる多くの横穴が崖にみられる。
また、海上保安庁東京湾海上交通センター（とうきょうマーチス）の
観音埼レーダー施設も公園内にある。

観音崎海水浴場が隣接しており、夏季は海水浴客で賑わう。
他に京急の観音崎京急ホテルや海上自衛隊観音崎礼砲台がある。


☆本作品は真作を保証致します☆
万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。



■サイズ・コンディション、その他


サイズ

作品 33cm×24cm F4
額縁 52cm×43cm


コンディション

作品は良好な状態です。
額縁は小傷スレ有りますが比較的綺麗な状態です。


その他

作品面に作家直筆サイン有り
カンヴァス裏側に直筆サイン、タイトル有り
別途鑑定書有り
黄袋、差し箱有り


見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。

尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。



☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。


上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)


尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。




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発送詳細
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